棚の上

自分のことは棚に上げて

プリンセステンコーは吉本所属

中学の修学旅行の時だったでしょうか、

自分の「所属」に思い悩んだ事があって。

修学旅行って、泊まる部屋を

仲良しグループを組んで決めるじゃないですか。

 

わたし仲良しな子は割といたんです

いたんですけど全員女子だったんですよね。

 

わたしの通ってた中学は

同じ地域にある小学校のメンバーが統合されて

ひとつの中学を形成してる感じのとこでした。

 

だから割と小学校からの友人関係を

そのまま引きずって中学生になるんですね

 

今思うと「あの頃が一番輝いてたな」と思うんですけど

小学校の頃のわたしって怖いもの無くて。

 

「当然皆わたしのことが好きだろう」

と思って自分がなりたいと思ったまま

自分がやりたいことだけしていました。

シノラーの時期もあったし、

おそるべし音無可憐モードの時期もありました。

周りがみんな、そういう自分を

気に入ってくれてると思ってたし

実際女の子数人から告白されたり

学級委員長をみんなの推薦でやったりして

順風満帆に人生を謳歌してました。

 

その「スペシャルな自分」を

完全にぶち壊されたのが

修学旅行の部屋決めでした。

 

修学旅行の泊まる部屋って

男なら男だけでグループを組まないと

いけないんです。

 

わたしには同じクラスに

グループを組むほどの男友達は居ませんでした。

 

 

「あ、俺この状況を打開するカード持ってないぞ」

 

次々にクラスの子たちがグループを作っていく中

呆然としながら思いました。

 

自分の好きなものだけを選んで

居心地のいい場所を選んで、人を選んで

そういていたら

ずいぶん融通の効かないキャラメイクになってました。

 

 

わたしは結局、柔道部3人のグループに入れてもらいました。

その子たちが声をかけてくれたのではありません。

 

クラスの担任が柔道部の顧問でした。

「おい、お前らのグループに入れてやれ。」

 

それで決まりました。

 

柔道部3人と音無可憐です。

 

 

「これじゃいけない」

そのとき思ったんですよ。

 

こんなんじゃこの先の人生、

社会人まで辿り着けない可能性もあるぞ。と

 

だから中学は捨てました。

その時点で2年の終わり頃だったので

勿体無いけど捨てて、高校から勝負しようって事で

軌道修正をしていって

今何とか社会人として

一人で食ってけるようにはなったんですけど

 

自分が何に「所属」しているのか

どこに「所属」したいのかは

自分で決めなくちゃいけないし

自分で決めた答えには

最後まで自分で責任を取らなければいけないなと

痛感するわけです。

 

「所属」への責任の取り方を

分かりやすく見せてくれている人がいます

 

2代目引田天功(プリンセス・テンコー)さんです。

 

プリンセステンコーさんは2013年

吉本興業に事務所を移籍しました。

 

こちらは吉本新喜劇とコラボした

プリンセステンコー・マジックショーの様子です。

 


【プリンセス天功×池乃めだか】2013.11.29 プリンセス天功のよしもと摩訶不思議花月

 

えらいことになってます。

でもしっかり責任を取ってるわけです。

 

プリンセステンコーさんのスゴイところは

ツラいとか、こんなの自分のやりたい事じゃないとか

オクビにも出さないとこです。

 

生半可なタレントなら不服なのを

顔や態度に出しちゃうんじゃないでしょうか

 

吉本とのコラボについてインタビューされた時も

堂々たる面構えの厚さを見せ付けてくれています。


安心できない!プリンセス天功、安村のパンツ消す?「要望があれば」 「プリンセス天功 NEWイリュージョン新喜劇ツアー」開催発表会見1 #Princess Tenko #Press conference

 

動画内(2分頃〜)でも吉本とコラボすることについて

恥じるどころか、

「これはラスベガススタイルだ」

と言い切ってます。

 

シビれますよね。

 

こうであるべきだったんです。

 

「音無可憐で何が悪い!」 

わたしもそうあるべきだった。

 

中途半端なのが一番ダサい

そう思います。

 

最後に。

 

2016年のタレント名鑑の一番最初に入る

事務所の広告ってどこだと思います?

 

 

 

オスカープロモーションなんですよ。

 

 

 

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2016年日本タレント名鑑のトップを堂々飾るオスカープロモーション

 

後藤久美子米倉涼子菊川怜と来て、

志垣太郎・ピーター・島田洋七で締める。

 

 

オスカープロモーション

 

 

"多彩な美のエンターテイナー"

 

島田洋七

 

 

自分がどこに「所属」するのか。したいのか。

いまでもたまに考えてしまいます。