棚の上

自分のことは棚に上げて

サラブライトマンは かみなり を覚えたがっています。

この間実家に帰ったついでに

小柳ゆきさんの『恋のフーガ

CDシングルを持って帰ってきました。

 

恋のフーガ/会いたい

恋のフーガ/会いたい

 

 


恋のフーガ 小柳ユキ

 2003年に出たシングル。

当時わたしは13、4歳なので

CDを買い漁り出した

ほんとに最初の頃です。

 

中学から大学まで

お小遣いやバイト代、お年玉

手に入るお金のほとんどを

CDのレンタルや購入代に

費やしてきました。

 

大丈夫なのか

もちろん大丈夫じゃないです。

 

放課後に友達と遊ぶこともなく

そそくさと家に帰り、

近所のTSUTAYAタワーレコード

巡回する。

 

飽きないのか。

飽きないんですよね

 

毎週何かしら新曲が出ますから。

昔の曲も掘り返さないといけないでしょ?

 

飽きるわけないんですよ

 

 

飽きられれば良かったのに

 

歯止めも効かず

こんな大人になってしまいました。

 

鬼束ちひろさんの歌で

こんな歌詞があります。

 

「そして私は怪獣になった、

       もう元には戻れない」

 

こうなっちゃったら

もう元には戻れないんですって。

こわいですよね

 

だから学生時代の話とか

全然人と話が合いません。

「この曲とこの曲、同じMDに入れたよね」

とかなら話せるんですけど。

それじゃダメなんですよね?

 

ダメみたいです。

 

 

ただ悪いことばかりでもなくて

 

やめずに続けてると

自分の力ではない所で

イイ感じになる事があります。


MUSICFAIR これが私の生きる道PUFFY - 0409 2016

 

わたしの場合、

この世にSNSができました

 

SNSの誕生で

ウォークマン相手に

ブツブツひとりで呟いてたことを

世界中の

見ず知らずの人に

ぶん投げることができるようになりました。

 

自分は何も変わってないのに

不可抗力で多くの人に出会いました

 

続けててよかったな

あ〜よかったな(ヨカッタネ)

花*花です 

あ〜よかった

あ〜よかった

  • provided courtesy of iTunes

 

 

世界のDIVAも

続けてきたことで

どんどん魅力が溢れてきている方ばかりです。

 

 

例えばバナナラマ

バナナラマは、当時の3人の関係性、

歌とダンスの絶妙なクオリティの低さを

完璧に保ったまま

見た目だけがオバさんになって

「村では名の知れたお調子者3人組」感が

グッと増しているし、


Bananarama - Love in the first degree (Live 2017 HD - Remastered Audio)

 

サラブライトマン師匠は

前々からその気のある人でしたが

 

近年、だんだんヒトでは無い何かに

なり始めています


Sarah Brightman - It's A Beautiful Day (Starmus, Tenerife 01.07.2016)

こんな雷のCGいまどき

YouTubeにフリー素材であるクオリティーです

普通の人が背負ったら

どうしようもなく安っぽい演出に

なるでしょう。

でもブライトマンは違います。

彼女が背負うと

「あれ、いよいよ雷

 撃てるようになったのかな?」

と思えてしまいます。

これは単にこれまでの彼女の活動が

持たせた凄み。

長い年月同じことを続けるのは

それ自体に説得力を与えます。

 

わたしは

自分の足るを知って

鮮やかに幕引きされるかたも好きですが、

いつまでもやめないで

なんだか分からない物に

仕上がってきている人も大好きです。

 

そしてわたしはそういう人に憧れる

 

 

皆さんも

自分の好きな事があるんだったら

とりあえず続けてみて欲しいんですよね

そしてどんどんおかしな人に

なっていって欲しい

私はそれを見届ける係です。

 

 

 

最後にプチ情報ですが

 

プロアクティブのCMでおなじみの

『ラッキーカラー』 

ラッキーカラー

ラッキーカラー

  • SHY
  • J-Pop
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

には「PART 2」があります。

 


「ラッキーカラー PART2 学園Ver」PV

 

そしてPVには学園ver.とグアムver.が作られています。

 


「ラッキーカラー PART2 グアムVer」PV BLAZE

グアムver.は

せっかくグアムまで行ったのに

 

ただただ道を練り歩くだけという

贅沢っぷり

 

歌っているのはこの曲のためだけに集められた

別々の音楽活動をしていた3人ですが、

 

3人とも音楽活動をここまで続けていなければ

グアムまでただ道を歩きに行くこともなかったわけです

 

この人生に

 

 

キスをしたくなってくるでしょ